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夜の峠道でカーステレオでB'zの曲を聴きながら起こった不思議なできごと


B'zは私よりも妹が大ファンで、ファンクラブに入っていたのも妹でした。
私はファンクラブに入るほどB'zに夢中ではありませんでしたが、
彼らの音楽は好きで、妹から借してもらったアルバムを聴いていました。

 

地方に住んでいたので車に乗る機会が多く、
運転する際にはカーステレオでよくB'zの曲を流していました。


10年以上前の話ですが、母が家から少し離れた市内の病院に入院することになり、
家から車に乗って片道1時間ほどかけて毎日世話をしに通っていました。

 

途中に山があり峠を越えなくてはならないのですが、
夜になると真っ暗でほとんど民家もなく、
ぽつぽつと頼りない外灯が立っているだけの細くて暗い山道を
軽自動車で通いました。

 

いま思えばよく一人で平気だったと思うのですが、
当時は私もまだ若く、怖いもの知らずなところが有ったのかもしれません。

 

母の病院からの帰り道が、できるだけ夜にならないようにはしていたのですが、
日中に用事などがあるとどうしても夕方からしか時間が取れない日も出てきます。
帰り道がすっかり夜になってしまったある日のこと、
いつものように一人でB'zのアルバム「The 7th Blues」をカーステレオで流しながら、
暗い峠道を車で抜けようとしました。

 

峠の入り口あたりに古いお寺や神社などが複数あるのですが、
その辺りにさしかかったとき、とつぜんひとりでにカーステレオの音量が下がって、
音楽が聞こえなくなってしまいました。
突然にぷつんと音が切れたのではなく、
誰かがボリューム調整のつまみを素早くひねったように、
しゅっと音量が小さくなっていったのが、ちょっと不気味でした。

 

私は驚いてウィンカーを出しながら車を左の路肩に寄せ、
ステレオの音量を元に戻そうとつまみをひねりました。
すると音量は元の大きさに戻りました。

 

音楽が再びステレオから流れだしたので安心はしましたが、
同時になぜ突然ステレオの音量が一瞬で小さくなったのか原因がわからず、
しばらくステレオ周りを弄ったりCDを取り出してまた入れたりしてみました。

 

けっきょくその後はステレオの音量が変わることはなく、
再び車を運転して夜の峠を無事に越えて、自宅に戻ることができました。
今でもあれはいったい何だったのか、思い出しては不思議になるできごとです。